フリーワード アプリケーション検索

和製ホラーの古典、鶴屋南北の「東海道四谷怪談」を、高橋克彦が分 かり易く小説化。「南北は物語を面白くするツボを心得ている。人が何に怯えるのか南北ほど知りつくしている作家はいない」と語る高橋。南北に叱られない作品に仕上がったと自負する高橋版「四谷物語」である。 高橋克彦（たかはしかつひこ） 昭和22年（1947年）岩手県生れ。 第29回江戸川乱歩賞（昭和58年/1983年）「写楽殺人事件」 第7回吉川英治文学新人賞（昭和60年/1985年）『総門谷』 第40回日本推理作家協会賞［長編部門］（昭和62年/1987年）『北斎殺人事件』 第34回吉川英治文学賞（平成12年/2000年）...

「炎の記憶」 直木賞受賞作「緋い記憶」から始まった記憶シリーズ第三弾「蒼い記憶」の中の一編。この短編シリーズは高橋克彦の個人的な思い出が詰まった作品群だ。作中で再現される過去の風景・人物・出来事の多くは、本人の記憶が形を変えたもの。「炎の記憶」では、ライターの蓋を開けるカチリという音が、母の思い出を甦らせる。 高橋克彦（たかはしかつひこ） 昭和22年（1947年）岩手県生れ。 第29回江戸川乱歩賞（昭和58年/1983年）「写楽殺人事件」 第7回吉川英治文学新人賞（昭和60年/1985年）『総門谷』 第40回日本推理作家協会賞［長編部門］（昭和62年/1987年）『...

｢現代百物語 新耳袋｣の中山市朗が取材した最恐の｢呪い｣の実話を､名手千之ナイフが漫画化｡この世でもっとも恐ろしい実話ホラー漫画が誕生する｡

岩手県遠野の山中に、私の生まれ変わりだと主張する女がいる。だが 私は現にこうして生きている。その女が生まれ変わりである筈がい。 しかも私は男なのだ・・・・。岩手の山間部に残る箱神という土俗信仰に、西洋の悪魔崇拝を織り込んだ異色ホラー。 高橋克彦（たかはしかつひこ） 昭和22年（1947年）岩手県生れ。 第29回江戸川乱歩賞（昭和58年/1983年）「写楽殺人事件」 第7回吉川英治文学新人賞（昭和60年/1985年）『総門谷』 第40回日本推理作家協会賞［長編部門］（昭和62年/1987年）『北斎殺人事件』 第34回吉川英治文学賞（平成12年/2000年）『火怨』 第106回直木賞（...

陰陽寮に仕える術師たちを主人公にした短編連作「鬼」の中から、平将門の首が怪異を招く「魅鬼」。内裏を脅かす奇怪な事件が発生するや、陰陽寮に調査が命じられる。調べが進むうち背後に鬼の存在と、その鬼すらも己の欲のため利用しようとする権力者の醜さが明らかに・・・ ・。 高橋克彦（たかはしかつひこ） 昭和22年（1947年）岩手県生れ。 第29回江戸川乱歩賞（昭和58年/1983年）「写楽殺人事件」 第7回吉川英治文学新人賞（昭和60年/1985年）『総門谷』 第40回日本推理作家協会賞［長編部門］（昭和62年/1987年）『北斎殺人事件』 第34回吉川英治文学賞（平成12年/2000年...

｢現代百物語 新耳袋｣の中山市朗が取材した最恐の｢呪い｣の実話を､名手千之ナイフが漫画化｡この世でもっとも恐ろしい実話ホラー漫画が誕生する｡【4話完結】

ＳＦ伝奇・本格推理・ホラーなど、希代のストーリーテラー高橋克彦 の異色作を網羅した短編集「北斎の罪」からの一編。運命に導かれるまま、鬼の実在を信じて集まった三人の男女を待ち構える驚愕の結末とは？「ラスト三行の恐さは絶品」と賞賛された高橋ホラーの白眉。 高橋克彦（たかはしかつひこ） 昭和22年（1947年）岩手県生れ。 第29回江戸川乱歩賞（昭和58年/1983年）「写楽殺人事件」 第7回吉川英治文学新人賞（昭和60年/1985年）『総門谷』 第40回日本推理作家協会賞［長編部門］（昭和62年/1987年）『北斎殺人事件』 第34回吉川英治文学賞（平成12年/2000年）『火怨』...

徹夜で仕事を片付けベッドにもぐりこんだイラストレーターの私にかかってきた一本の電話。 郷里の実家の床下から古い骨壷が見つかったという知らせである。 骨壷には私と同じ生年月日が刻まれていた。 それは私の骨なのか? とすれば今、生きている私とは一対、何者なのだろう?