AR羅針盤

解説動画：
http://youtu.be/qUvuAZUyhyU
新しいタイプのAR天球儀ができました。
手に取って外から眺めることも拡大して内側から眺めることもできる少し珍しいARアプリです。
今までも多くのAR天球儀がありましたが主に位置ベースの情報を用いて2次元画像を画面に重ねるものでした。このアプリではビジョンベースのAR技術により表示した3Dモデルに対しGPS、加速度計、コンパス、日時の情報を加えて三次元的に現実と重ね合わせます。
マーカー（千円札、一ドル札、顔、解説サイトの画像のいずれか）を写すと月と地球と太陽と星座と天球儀が表示され滑らかに回転してすべてが現実に重なります。
ライトが太陽の位置に置かれているので自然に現実の地球の昼と夜が再現され月の満ち欠けも再現されています。月の自転も再現されているので常に月が地球の方向を向いているのも見えます。
フリックして回転させても滑らかに回転し現実の位置に戻ります。2点タップで軸を固定してマーカーを手に取り色々な角度から眺めることもできます。ピンチジェスチャーで拡大していけば天球儀の中からプラネタリウムのように見ることもできます。

場所と日時はデフォルトでは現在地ですが世界中の好きな場所と日時を選択できます。18.6年周期の月の公転面の歳差運動も再現されているので日食の観察もできます。例えば2094年1月1日に月食がありますが、その日付を選択して再生しピンチインで縮小し二点タップで軸を固定しマーカーを動かして眺めると月の公転面の傾きの軸と太陽と地球が一直線にならぶのが観察できます。このように学習教材的な使い方もできます。

動作確認はiPhone4S, iPhone5, iPhone6+で行っています。
使い方：
1. 日時を選択してください（デフォルトでは現在日時）。
2. Startをタップして表示して地図をロングタップして
目的地を選択してください（デフォルトでは現在地）・
3. 千円札、一ドル札、顔、解説サイトのマーカー
からどれかを選んでください。カメラが起動します。
4. カメラでマーカを写すと地球と月と太陽と星座の配置された天球儀が表示され選択した日時と場所から見た地球と月と太陽と星座の方向に配置されます。青い光線は目的地を指します（この方向はやや誤差があります）。
マーカーを傾けたり向きを変えても三つの軸で滑らかに回転し水平を保ち正しい方向を向きます。
5. 画面をドラッグすると回転し離すと三つの軸で滑らかに回転して正しい方向に戻ります。　ピンチジェスチャーでズームインズームアウトができます。　2点タップで軸を固定できます。

その他にも月、太陽、黄道帯、月の公転面、天の赤道、座標、夜空、枠、星座、光線の表示非表示を切り替えたりライトの色を変えたりもできます。

UIがあまりきれいでないので今後作り直す予定です

アプリヴでのレビューはこちら（旧バージョン）
http://app-liv.jp/672240036/

更新履歴
iPadに対応しました。
UIを変更しました。
UIはスクリーンショットのようにホームボタンを変更して他のボタンを隠せるようにしましたが
以前のUIの方がいいという人はそのままの方がいいかもしれません。
機能は以前と変わりません。