親のこころ

親のこころ　【１万年堂出版　実本価格 ¥1,575】

親として、子として、大切なものを見失っていませんか？
歴史上のエピソードと、全国から募集した読者の体験談の２部構成。
古今東西、変わらぬ「親心」をつづります。
わが子へ無償の愛情を注ぐ野口英世の母。誕生日には粗末な食事をとった水戸黄門。母を慕って決死の覚悟で海を渡るジョン万次郎。
母の心に泣いた西郷隆盛。きっと、涙なしでは読めないでしょう。
いつの時代も変わらぬ親と子の物語に、忘れかけていた親の姿、自分の姿を発見できるに違いありません。
19万部突破のベストセラー『親のこころ』のiPad版！


■エピソード編の内容

・水戸黄門
　　誕生日は、最も粗末な食事でいい。
　　この日こそ、母を最も苦しめた日だからだ

・西郷隆盛
　　ああ、母に心配をかけてしまった。
　　親不孝なことをしてしまった。すまんことをしてしまった

・野口英世の母
　　どんなことがあっても、おまえだけは一生安楽に養い通すぞ、
　　たとえこの母が食べるものを食べずとも

・石川啄木
　　たわむれに母を背負いて　そのあまりの軽きに泣きて　三歩あゆまず

・エジソン
　　母のために生きようと思いました。
　　この人だけはがっかりさせるわけにはいかない

・ジョン万次郎
　　漂流してから、12年め。万次郎は日本へ帰ってきた。
　　母に、どんなに慕っているかを知らせるために

・ファラデー
　　母親の涙には、化学では分析できない深い愛情がある

・山上憶良
　　世界中の財宝を集めても、わが子に勝る宝はない

・岸壁の母
　　「もしかしたら……」。母は、岸壁で帰らぬわが子を待ち続けた

・黒澤明の映画「生きる」
　　親が病気で苦しんでいるのに、子供は気づいてくれない。
　　耐え切れず、布団にもぐり込んで泣いた……


発行：１万年堂出版


■著者プロフィール
木村 耕一（きむら・こういち）
　昭和34年、富山県生まれ。富山大学人文学部中退。東京都在住。エッセイスト。著書『こころの道』『親のこころ おむすびの味』『こころの朝』『思いやりのこころ』『まっすぐな生き方』


※本書は、１万年堂出版発行の『親のこころ』（2003年8月）のiPad版です。

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