「要領が悪い人」ほど成功する

要領が悪いことって実は得してる！？
ほんとうに要領がいいことが人生にとっていいのか！？
それとも要領が悪い人のほうが人生得しているのか！？

● 要領がいい人が成功する人は・・・。
● 要領がいい人は、要領に溺れる人は・・・・。
● 人間通になれば、場の空気は読めるように・・・。
● 要領というのは、要領よく使わないと意味がない

一般的には会社において要領がいい人のほうが悪い人よりも出世する。
しかし要領がよければ必ず得をするかというと、そうとは限らない。
要領がいい人は、そう思われている時点でマイナスの評価である。
その人のことを、周囲の人たちは警戒し、信用していないからだ。
もしあなたが、要領よく振舞えないならそれを貫くほうがいい。
誠実に生き、人に誠実であれば、それに応えてくれる人が必ずいる。
その生き方が会社や社会で認められれば、誰より要領がよいと言えるだろう。
あなたの人生にとって必要かは必要でないか見極めてほしい。

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■目次

●第１章　要領がいい、悪いとは、どういうことなのか
・要領とは本来、物事を処理するコツのこと
・「要領がいい」という言葉には、二つの意味がある
・要領は、広い意味を有する観念

●第２章　要領がいいと思われる人、要領が悪いと思われる人
・要領の善し悪しには、主観的なものと客観的なものとがある
・こういう言動は要領がいいと思われる
・要領が悪いと言われるのは、どういう人？
・人間関係では要領が悪いが、仕事の手抜きの要領はいい人

●第３章　「要領が悪い人」のほうが成功するわけ
・要領のよさがあだとなり家康にクビを切られた武士
・たいした功を挙げなかったのに出世した山内一豊
・要領よさのかたまりである鼻つまみ社員
・要領のよさが災いする
・「要領がいい」ことはよくない、という日本人の価値観
・要領を駆使せず、正直な経営を志した京セラ

●第４章　要領がいい人と要領が悪い人では、性格、考え方がどう違うのか
・要領がいい人と悪い人には、どうして違いが出るのか
・要領よく振る舞う人は、なぜそうするのか
・要領が悪い人は、なぜ要領よく振る舞えないのか
・要領がいいけれど好かれる人もいる
・要領のよさは顔にも出る
・温室育ちのために要領がいい人もいる
・鈍感だから要領がいい人、繊細なために要領が悪い人
・テレビは要領がいいタレントだらけ
・要領という言葉から人が見える

●第５章　要領の悪さを嘆いても何も変わらない
・人生は理不尽なことだらけ
・損得で勘定するのをやめよう
・人に厳しく、自分に甘い見方をしていないか
・他人によく思われたいと考えていないか
・人と比較することはやめよう
・「要領が悪いから損をしている」は負け惜しみの言い訳である
・何のために仕事をしているかを考えてみよう
・要領よりも大事なものがある
・要領がよくなりたいと本気で思うのなら、努力すればいい
・生き方の基準をはっきり持つ
・要領が悪いということをプラスに捉えよう
・損をしているという嫉妬心を少なくしよう

●第６章　要領の悪さを武器にする方法
・人の心がわかるようになるには、人と積極的につきあうこと
・自分のよさに気づいていない人の美しさ
・仕事に自信があれば、要領の悪さもウリにできる
・人に遠慮がありすぎても、なさすぎてもいけない
・要領よく振る舞えるけれど、あえてそうしないのが格好いい
他

■著者　門昌央