中国語 基礎編

『中国語 基礎編』シリーズは短期間で上達するための実用的な中国語の社交ハンドブックで,このシリーズは主に旅行または留学,ビジネスで中国に来る外国人,或いは中国語を学び,中国を理解したい外国人の日常生活でのスムースなコミュニケーションを手助けするために編集されました。また,このシリーズは社会人が短期間で中国語をマスターするテキストとしての役割も果たしています。このシリーズは人民教育出版社中国語国際推進センターが企画し,編集主幹である北京大学の劉元満教授のもと,長年にわたり対外中国語教育に携わってきた現場の教師たちが執筆したものです。
このシリーズは2008年北京のオリンピックを背景に,現代の中国における生活の実情を基に編集され,原則として,全体に「表現文型を取り入れる」方法を採用し,実用性に重点をおき,現代の生活感をうまく取り入れています。このシリーズは日常コミュニケーション表現600文を含み,実用的な情景会話を300ほど載せ,基本的に外国人が中国において必要とする日常のコミュニケーションに役立ちます。
どの本も中国でビジネスや生活をしている外国人を主な登場人物として,内容は彼らの行動を軸とした20課に分けられ,どの課も4つの部分で構成されています。
(1)6つの基本語句:さまざまな場面で,最もよく使われる中国語の文型で,各課の会話の中から取り出したものです。
(2)2~3パターンの会話例:会話はある場面を設定し,例を挙げています。人物の身分,関係を明確にし,簡潔で,実用的な上,口語表現を用いています。また,その場面の中で,よく使われる機能の項目を取り入れ,コミュニケーション能力を強調しました。
(3)関連用語:本課の内容と関係があり,よく使われる言葉をこの課の補充単語としました。
(4)豆知識:本課の内容と関係のある現代中国の地理,歴史,文化,生活などの常識です。「豆知識」はすべてこの本のテーマに合わせ,補足知識としてつけ加えました。読者が関連する背景や文化知識を理解し,中国で快適な生活ができるように,また,楽しく中国人と交流できるように考慮しました。
読者が使用しやすいように,『中国語 基礎編』(日本語版)の基本語句,会話や関連用語にはすべてピンインをつけ,中国語と日本語の対訳形式を採用しました。またよく理解を深めてもらうために,豆知識は全部日本語になっています。
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