Tripolar

Tripolarは絡み合う抽象的で常に変化する形状のアニメーションで、それは振り子が磁場の上を揺れることによって作り出されます。これはニューヨークのホイットニー美術館の委嘱作品として制作されました。作り出されるドローイングは、1950年代の抽象絵画を連想させますが、これはカオス・システムであり、始点の僅かな違いによって振り子の軌道が大きく変わることになります。あなたが指で押さえた位置には顕微鏡のような精度で僅かな変化が付け加えられます。つまり、実際のスクリーンより何千倍も高い解像度で、Tripolarはピクセルの間にある位置を扱うのです。

ソフトウェア・アーティストによる作品と、その作品によってユーザが作り出すインタラクティブな創作との可能性をより深く探求するために、このTripolarアプリでは、ユーザが磁石を動かしたり、付け加えたり、取り除いたりすることができます。これはTripolar本来の良く知られた3つの磁石の対象的な配置を超える機能であり、無数の組み合わせを作り出すことができます。画面の下端をタッチすれば、磁石を操作したり、ドローイングを保存するメニューが現れます。