佛光山360HD

開山大師及び開山縁起

星雲大師は1927年、中国江蘇省揚州に生まれ、臨済宗第四十八代の継承者です。

1949年に台湾に渡り、1967年に佛光山を創建、後に世界各地に200数ヶ所の寺院・道場を建て、教育・文化・慈善事業を広く推進しています。国内外に於いて16ヶ所の仏教学院を設立し、仏教学を専門とする人材を育成しています。普門中学、均一・均頭小学校や中学、南華大学、佛光大学、米国西来大学等の文教施設を創り、また日刊新聞『人間福報』や人間衛視テレビ局の放送により、社会教育を広く行っています。

星雲大師は1985年、佛光山住職を退き、全国に渡り弘法行脚を展開しました。1991年には国際佛光会を創設し、「佛光普照三千界、法水長流五大洲」という人間仏教の理念を推進しています。

佛光山総本山は台湾高雄市大樹区に位置し、五つの山からなっています。蘭の花びらのように建築物が連なる様は壮観で、まるで中国四大名山の縮図のようです。開山から40年余り、台湾最大の仏教道場であると共に、世界公認の仏教聖地とされています。国内外33ヶ国に200余りの別院があり、更に国際佛光会の会員は全世界五大陸に渡っています。

佛光人は「給人信心、給人歓喜、給人希望、給人方便」を遵守し、人々に自信・喜び・希望を与え、便宜を図るという菩薩の精神を規範としています。また同時に、星雲大師が提唱している「好い行い、好い言葉、好い心」という三好運動を積極的に推進しています。佛光山は文化、教育、慈善、修行等を一体とし、伝統と現代を調和させた人間仏教を実践する仏教教団です。