パラパラ漫画メーカー

一枚一枚描いた絵をパラパラ漫画にするアプリです。
完成したパラパラ漫画はMPEG-4形式またはAnimation Gif形式で書き出せるので、SNSやメールでの共有、他アプリでの再生・編集も簡単です。

このアプリにには「じっくり」とパラパラ漫画を作成してもらうための様々な機能がついています。

・画面構成
基本画面は、下部に実際に絵を描くカンバス、上部に色の変更・フレームの管理などの編集パネルという二部構成になっています。
画面上部は「フレームの追加・複製・削除・移動」「色・線の太さの設定」「プレビュー」「ズーム・Undo／Redo」といった機能別パネルをスライド操作で切り替えて表示する様になっています。
他方、画面下部はカンバスで固定されおり、設定変更を行う時に現在のカンバスの状態を確認したり、プレビューを見ながら描くことが出来るようにデザインされています。

・絵を描く
色について：
ボタンひとつで呼び出せる８色のプリセットカラーの他、RGBスライダーで直接数値を指定して色を編集できるためあらゆる色を使用可能です。編集した色は20色まで保存してプリセットカラー同様ボタンひとつで呼び出すことが出来ます。
（保存可能な色数はお使いのiPhoneの画面サイズによって異なる場合があります）

ズーム機能：
2倍・４倍の拡大ズームが可能なのでiPhoneの小さな画面でも細部までしっかり描きこむことが出来ます

トレース:
任意のフレームをカンバスに重ねて表示することが出来るので、パラパラ漫画を作る上で必要な「少しだけ変化した絵」を描くのも簡単です

Undo/Redo: Undo機能搭載なので少し失敗しても大丈夫。ボタンひとつで復元できます。

・フレームについて
このアプリではパラパラ漫画を構成する一枚一枚の絵をフレームと呼んでいます。
一つのアニメーションを構成する全てのフレームがカンバスの上部に表示されているので、その変化を確認しながら描くことができます。

追加:
現在編集中のフレーム（赤色で表示)のすぐ後ろに新しいフレーム(無地）を追加する。

複製:
現在編集中のフレームをコピーして、すぐ後ろに追加する。

移動:
フレームを長押しすると、背景色が変わり移動モードになります。移動モードになると好きなフレームをドラッグして、フレームの順番の入れ替えができるようになります。
一定時間、操作しないと自動的に移動モードは終了します

削除:
現在編集中のフレームを削除する。
誤って削除してしまった場合は、Undoボタン(ズーム画面にあります。画面上部を数回スライドしてください)を押せば元に戻せます。

・プレビュー
mpegなどに書きだす前でも、編集中にアニメーションを確認する事ができます。
プレビューは二種類あります。

クイックプレビュー
カンバスに直接表示します。直近20フレームを固定された時間間隔で表示します。

フルプレビュー
専用のプレビュー画面で表示します。再生速度（一秒あたりのフレーム数＝fpsで指定）を自由に設定して編集中のアニメーション全体を表示します。

・エクスポート
MPEG-4, Animation Gif　形式での書き出しに対応しています。
エクスポートされたアニメーションファイルはその場で再生して確認できます。
エクスポートすると、カメラロールへの保存や、SNS・メールなどでの共有、MP4, Gif対応の他アプリケーションで再生・編集を行うことができます。

エクスポート時には書き出しファイル名及び再生速度を編集できます。
書き出し前にプレビューを確認できます。

Animation Gifについて:
フレーム数が少なくfpsの値が小さい(フレーム間のインターバルが長い)アニメーションに向いています。多くのメールソフトやブラウザ、PowerPointなどでファイルを追加するだけで再生できるので、お手軽に利用したい時に便利です。
Animation Gifファイルはエクスポート時にその都度作成されアプリ内には保存されません。

MPEG-4 Movieについて:
ファイルサイズが大きくなるような長編アニメーションに向いています。再生可能なアプリケーション、デバイスも多い一般的なファイル形式ですが、webサイトやドキュメントに埋め込む場合は追加的なプラグインを導入したり、一度動画投稿サイトにアップロードしてリンクを貼るなどといった処置が必要な場合が多いです。
このアプリは次の項で説明するMovie Factory機能の為にエクスポートしたMPEG-4ファイルをアプリ内に保存します。（カメラロール等外部への保存とは別に行います）
再度、エクスポートする時に上書きするか以前作成したファイルを利用するか選べます。
削除したいときは、Movie Factory機能内のファイルリストから削除可能です。

Twitter/Facebookでの共有について:
Twitter・FacebookともにMPEG-4を直接的にはサポートしていません。
MPEG-4形式のファイルを共有する場合はyoutubeなどの動画投稿サイトにアップロードしてから、リンクを共有するようにしてください。
youtubeへのアップロードにはiOS自体が対応しています。エクスポート完了時に表示されるアプリ連携画面か、カメラロールに保存してカメラロールの共有機能からyoutubeにアップロードしてください。
Animation Gif形式の場合、2014年6月からTwitterに投稿することが出来るようになりましたが、facebookは依然として非対応です。直接Facebookにアップロードしても通常のGif画像として認識されアニメーションせずに最初のフレームだけが表示されてしまいます。Animtion Gifに対応した画像投稿サイトを経由して投稿するようにしてください

Movie Factoryについて:
アプリ内に保存されているエクスポート済のMP4 Movieを２つ以上組み合わせて新しいMP4 Movieとして書き出す機能です。
なんども同じシーンを繰り返したり、順番を入れ替えたりと自由に編集できます。
シーンごとにパラパラ漫画を描いてMP4で書き出し、最後に全てのシーンを組み合わせるといった編集方法が可能です。

・アニメーション管理について
作成したアニメーションは自由にタイトル・サムネイル画像を設定して管理できます。いつでも好きなアニメーションを編集したり、MP4やGIF形式で書きだすことができます。
アニメーションごとにFPS（一秒あたりのフレーム数）が設定できます。
全てのアニメーションは編集画面に移行することもMP4やGIF形式で書きだすこともなく、アニメーション詳細画面から再生することが可能です。

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有料のiPad版もあります。大部分の機能そのままでiPadの大画面を活かして様々なボタンをスッキリと配置。大作アニメーションを作りやすくしています。

更新履歴
HSV色空間で指定した色とRGB色空間で指定した色が同期していなかった問題を修正しました。
編集パネルの順番を修正し、上方向のスライドでどの画面からもメインのフレーム編集画面が表示される様になりました。