平家物語 四『古文／現代語訳付き』

平家の栄枯盛衰を描いた大作『平家物語』が読める・学べる！

原文で楽しみたい方も、現代語訳で楽しみたい方も大満足の
【2本立てアプリ】！
・『古典作品（原文）に現代語訳を表示』
・『現代語訳文』

壮大な歴史物語『平家物語』シリーズ第4弾。
『平家物語　巻之四』では、源 頼政と以仁王の叛乱が描かれています。

原文と現代語訳を比較しながら読み進められるので、古典の勉強にも最適。

◆『平家物語』とは
鎌倉時代に成立したと思われる、平家の栄華と没落を描いた軍記物語である。
保元の乱・平治の乱勝利後の平家と敗れた源家の対照、源平の戦いから平家の滅亡を追ううちに、
没落しはじめた平安貴族たちと新たに台頭した武士たちの織りなす人間模様を見事に描き出している。
和漢混淆文で書かれた代表的作品であり、平易で流麗な名文として知られ、「祇園精舎の鐘の声……」の有名な書き出しをはじめとして、広く知られている。

学校の課題や宿題など、学習参考書としてもお役立て頂けます。

◆目　次
「平家物語　巻之四」

◇平家物語　巻之四　【原文】
・第一章　　厳島御幸
・第二章　　還御
・第三章　　源氏揃
・第四章　　鼬沙汰
・第五章　　信連
・第六章　　競
・第七章　　山門牒状
・第八章　　南都牒状
・第九章　　永僉議
・第十章　　大衆揃
・第十一章　橋合戦
・第十二章　宮御最後
・第十三章　若宮出家
・第十四章　通乗沙汰
・第十五章　ぬえ
・第十六章　三井寺炎上

◇平家物語　巻之四　【現代語訳】
・第一章　　厳島御幸
・第二章　　還御
・第三章　　源氏揃
・第四章　　鼬沙汰
・第五章　　信連
・第六章　　競
・第七章　　山門牒状
・第八章　　南都牒状
・第九章　　永僉議
・第十章　　大衆揃
・第十一章　橋合戦
・第十二章　宮御最後
・第十三章　若宮出家
・第十四章　通乗沙汰
・第十五章　ぬえ
・第十六章　三井寺炎上

◆あらすじ
　
後白河法皇を京都郊外の鳥羽殿に幽閉して院政を停止するとともに、孫の言仁親王を即位させて
天皇の外戚となった平清盛は、完全に実権を掌握し、ここに平氏の独裁は完成した。
これを快く思わない源氏の重鎮、源頼政は、後白河法皇の第二皇子以仁王と密かに手を結び、平氏打倒の計画を企てた。
しかし、鹿ケ谷の陰謀と同様、またしても計画は漏洩し、戦力が調わないままに開戦を余儀なくされる。
頼政以下源氏の一党は獅子奮迅の働きを見せたものの、衆寡敵せず平氏の大軍に敗れ、頼政は自害、以仁王は討ち死にしてしまった。
この戦いで、以仁王に協力した三井寺もまた、平氏の討伐隊によって焼き討ちされた。
こうして、以仁王と源頼政による計画は失敗に終わった。
しかし、それは、源氏が平氏打倒を志すきっかけとなる出来事であった。

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