今昔物語・壱【古文／現代語訳付き】

平安時代末期の大作『今昔物語集』が読める・学べる！

日本を代表する文豪「芥川龍之介」が材を得たとされる
『今昔物語集』名作6作品（原文・現代語訳）を収録！

【古典作品（原文）に現代語訳を表示】プラス【現代語訳文】のみも掲載の2本立て超便利アプリ！

原文と現代語訳を比較しながら読み進められるので、古典の勉強にも最適。

今昔物語は宇治拾遺物語と並ぶ説話集です。
仏教的・教訓的傾向が強いですが、本朝部の説話はあらゆる地域と階層の人間が登場し、生き生きした人間性が描かれています。
現在の昔話につながる話もいくつか収められています。

学校の課題や宿題など、学習参考書としてもお役立て頂けます。

◆目　次

・色男の蹉跌　【原文】
・色男の蹉跌　【現代語訳】
・羅城門　【原文】
・羅城門　現代語訳】
・鼻　【原文】
・鼻　現代語訳】
・青年と死　【原文】
・青年と死　現代語訳】
・運　【原文】
・運　現代語訳】
・往生絵巻　【原文】
・往生絵巻　現代語訳】

平安時代末期に成ったこの説話集は、
おそらく大寺の無名の書記僧が、こんなおもしろい話がある、ほかの人に知らせてあげたい、おもしろいでしょうといった気持ちで集め書かれたと言われています。
天竺・震旦・本朝といえば、当時の日本人が知ることができたほとんど全世界にあたります。
その広い世界の中から、おもな典拠だけでも十数冊を利用し、漢文から・和文からを問わず、きわめて幅広い範囲の説話が集められています。
それこそ、上は仏・天皇・貴族・高僧から、下は鬼・農民・侍・乞食・盗賊まで。
そして、その中には平安時代のいろいろな文学が決して触れてこなかった世界が生き生きと息づいています。
本書では文学的香り高い口語訳により、当時の庶民の暮らしぶりを生き生きと再現しています。

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