歴史をつくった航空人列伝・外国編２

歴史をつくった航空人列伝・外国編2

性能と技術の向上を追い求め、航空機に魅せられた、世界中の男たちを描いた第二弾です。


■第一話:2度の原爆投下に立ち会ったパイロット チャールズ・スゥイニー物語
1945年。太平洋戦争の終結のきっかけとなった、二度の原爆投下。
そのいずれにも搭乗したパイロット、チャールズ・スゥイニーは、軍人としてすべてをかけて任務を
遂行していく。

非常に重い歴史の真実を、忠実に語った物語である。



■第二話:世界初の実用ジェット戦闘機Me262を作った男達 ヴィリー・メッサーシュミット物語
1939年ドイツ。ハインケル社は、史上初のジェットエンジンによる、動力飛行に成功していた。
対抗するメッサーシュミット社でも、遅れまいと開発を続けていた。
そんな中、ドイツ空軍は、あくまでもジェットエンジンの優位性を認めようとしなかった。
歴戦の撃墜王、アドルフ・ガランドが搭乗するまでは。

ジェットエンジンの始まりに携わる技師たちの、当局に翻弄され続けた歴史を垣間見ることができます。
(本編・第四話も合わせてお読みください。)



■第三話:スピリット・オブ・セントルイス号を作った無名の巨人たち ライアン・カンパニー物語
1923年、アメリカ。「ライアン飛行会社」という小さな航空会社から、職人肌の整備士、青年実業家ら
と共同でエアラインという会社に成長する。
ライアンは、子供のころの夢を見た単葉機を作るが、会社では、実業家との間に思わぬ亀裂が入る。

そんな彼らに、飛行機を作ってもらいたいと依頼してきた人物とは。



■第四話:258機の敵機を葬った天才撃墜王 ヴァルター・ノヴォトニー物語
1941年、北方ロシア戦線では熾烈な攻防戦が展開されていた。
ドイツ空軍「ヴァルター・ノヴォトニー」は24回目の出撃で撃墜されたが、かろうじて帰還した。

歴代の撃墜王と言われた男の、撃墜に賭ける信念と、その運命とは。
(本編・第二話も合わせてお読みください。)


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航空業界を劇的に飛躍させた時代には、多くの夢と悲劇が交錯する、歴史と出会える一冊です。