最高の住宅をつくる方法

最高の住宅をつくる秘訣は間取りにあった!

住まい手の「暮らし」から住宅を考えることで、心地よい空間、むだのない生活動線をつくることが可能になります。
本書はそうした観点から建てられた多数の住宅をモデルに「最高の住宅のつくり方」を紹介します。
住宅全体のプランニングはもちろんのこと、キッチン・リビング・寝室・トイレ・浴室それぞれに求められる機能と、心地よさを実現するさまざまな工夫を、豊富な写真とイラストを使って分かりやすく解説します。
これから住宅を建てたいと考えている方、住宅設計をしたいと考えている方にぜひ読んでいただきたい、家づくりのヒントが満載の1冊です。


第1章 日常から発想する心地よい場所
キッチンは暮らしの要
暮らしから考えるリビング・ダイニングの関係
コージーな家事コーナー
寝室は重心を低く抑える
フレキシブルに考える子供部屋
自由空間としての和室
地下室を快適環境にするコツ
サニタリーは情緒性と作業性のバランス
第二のトイレはパウダールームに
玄関は暮らしから導く
廊下は部屋の一部に
暮らしを豊かにする階段
屋外空間を「住み」こなす
坪庭の潤い効果

第2章 暮らしから考える小さな工夫

建具の開閉は生活をコントロールする
気配を伝える小さな穴
暮らしをつなげ、場を仕切る
心地よさを生む光と風の動線
暮らしを豊かにするトップライト
小さく飾る楽しみ

第3章 生活に溶け込む、家の個性

光は暮らしにリズムをもたらす
開いて囲んでコンパクト
吹き抜けを介して生まれる距離感
2つの階段が暮らしの幅を広げる
ゆったり感を生む回遊プラン
高さ寸法の抑えが暮らしに心地よさを気配を伝える安心感
旗竿敷地、奥に入れば静かな暮らし
狭小敷地だからこその可能性
自然に身を委ね四季を感じる

column

求心力をもつダイニングテーブル
造付け収納でさらに便利に
キッチンは造付け家具で