何のために働くのか

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2005年、ライブドアによるニッポン放送買収問題においてフジテレビのホワイトナイトになったことで一躍注目を集め、強い個性と独特の口調が印象的であった、現SBIホールディングス代表取締役CEO北尾吉孝氏の『何のために働くのか』が遂に電子書籍となってiPhone/iPadに登場!


本作品は、2007年に致知出版社から出版され、13万部以上をセールスした人気作品です。
かつて、野村證券にて「伝説の証券マン」と語り継がれ、孫正義社長の右腕となりソフトバンクグループの急成長を支えた北尾吉孝氏が、仕事で成功に導く心の持ち方を書いた作品です。

人間は得てして楽なほうへと進みたがるが、著者は逆の道をあえて選び、「志」を持って「艱難辛苦の道を行く」それが著者の考え方です。
この揺らぎのない強い精神力は、幼少より親しんできた中国古典から学び、養われたと言います。


「世の中で、一番楽しく立派なことは、生涯を貫く仕事を持つことである。
働くことが人間性を深め、人格を高くする。」


仕事で成功する人の多くは、「志」を持っている。

本書において著者は「志」とは、自分自身の成功のためだけでなく、世のため人のために仕えることであると述べています。
その「志」に共感して自然に人が集まり、ご縁が生まれ、さらに、その「志」を成し遂げようと努力することで人間的魅力が磨かれていきます。
大事なことは、純粋な「志」を持っているかどうかということであり、そして、その人が人として正しい考え方をもっているかどうかということ。倫理的な価値観の欠如があると、絶対に仕事で成功しません。

著者は、人間学を学んで徳性の高い人間になることこそが、仕事で成功する秘訣であると語っております。本作品は、著者が小さいころから親しみ、精神修養の糧としてきたとされる「中国古典」や中村天風、佐藤一斎の言葉、自身が影響を受けた経営者として、京セラの創業者であり、日本航空(JAL)の会長を務める稲盛和夫氏の言葉の引用などを織り交ぜながら、北尾吉孝氏の哲学と人柄を通して、日本のビジネスマンに働くことの素晴らしさを伝えます。