20代のうちに知っておきたい 中国留学で成功する30の法則

2008年1月から約1年間の期間、清華大学の中国語別科に留学していた私は、中国独特の雰囲気が醸し出される文化・生活・伝統の中で、思った以上に成長していることに気が付きました。
中国人の友達に後押しされたことがキッカケで、中国語も一切話せない中での中国留学は、思った以上に「エキサイティング」の連続でした。
そして、留学から9か月後には、留学生の身分でありながら、中国人の女性と「国際結婚」をするまでに至りました(笑)そして今では、中国と縁の切れない生活を過ごしています。

本書では、さらなる躍進を遂げる中国をいち早く理解する手段として、「中国留学」を提案しています。特に、20代のうちに「中国留学」を経験することは、今後の中国の動向を知る上で、欠かすことのできない「経験値」となります。

留学で大切なのは、「情熱と真剣さ」です。私は、「情熱一本で中国語の教授陣を動かし、追加授業料は一切支払わない!」という型破りの条件にも成功し、他の留学生に比べて、2倍の速さで中国語を勉強することができました。そのような理由も全て、「真剣勝負」で挑んだ結果であります。中国では、「動いた人勝ち!」という文化がありますので、そのような「無茶苦茶」な「交渉」をした思い出は、忘れることができません。今でも教授陣の間では、「伝説的な存在」だと言われております(笑)このような「経験」は何にも代えがたいものです。

[目次]
第1章 中国を無視できない時代に入った
1.「中国語ブーム」が到来した日本
2. なぜ、「中国留学」が重要になってきたのか?
3.「Japan as No.1」から「China as No.1」の時代へ突入した
4.「中国をパートナー」として認識する視点
5.「中国から学ぶ時代」に入った


第2章 留学生活を活かす心得えとは
6. 大学寮の「スタッフ」を味方につける
7.「郷に入れば郷に従う」意識の切り替え
8. 留学とは、「期限付きの学習期間」である
9.「留学生スタンダード」からの脱却
10.「情熱一本」で留学は勝ち抜ける


第3章 中国に留学すれば「英語」が伸びる
11. 中国には「多言語」を学べる機会がある
12. なぜ、中国で「英語能力を高める」ことができるのか?
13. クラス分けこそが、「全て」を左右する
14. 授業が「英語」と「中国語」で講義される?
15.「休憩時間」をどう使いきっていくのか?


第4章 短期間で中国語を習得する秘訣
16. 中国語の原点は「你好(ニーハオ)」
17. アツい想いで教授を味方につける
18. 中国語を1日14時間勉強すれば道は開ける
19. 中国人と「口喧嘩」できるぐらいの「言語力」をつける
20. その国を理解しようとする気持ちが「言語能力」を伸ばす


第5章 中国人を味方につける法則
21.「大学内」から「大学外」への挑戦
22.「大学内」と「大学外+α」を探す
23.現地の友達から中国を観察する
24.二日酔いを何度か経験せよ
25.「日中平和」を構築するアツい気概をもつ


特別編 中国人と結婚する際の法則
26.日本人と中国人の「価値観」は根本的に違う
27.中国人と結婚する際の「見極め」とは?
28.婚約者の「出身先」を把握する必要性
29.「国際結婚」が失敗しても後悔しない心構え
30.「中国人を理解する」心こそ成功の秘訣