『論語』入門

往年の名経営者が、ほんものの政治家が引用し、愛読した、孔子と弟子の物語。
2500年もの昔から伝えられてきた古典中の古典——『論語』。
その魅力を、わかりやすくまとめた電子書籍登場。
-------------------------------------------------
いつかきちんと知りたいと思っていた『論語』の心がわかる。
「朋の遠方より来るあり、また楽しからずや」
「過ちては改むるに憚ることなかれ」……
孔子の名言が、あなたの人生を豊かにする。
-------------------------------------------------

●『論語』を、孔子を語る人びとの「ことば」は、常に人に優しいのです。
「忙しい、仕事の量が多い、ノルマがきついと感じているビジネスマンが増えていると言われています。
そういうときこそ、ある程度時間をかけて『論語』を学ぶべきだと思います。
そのことによって心の安定を得ることができ、結果として誤った判断をする回数が減って仕事がはかどり、成果を挙げることが可能になるからです」
(齋藤孝 《「心の骨格」をつくろう》より)
「孔子は世俗的な意味では、不遇な人だった。
学成って政治に志したが、得意の時期はごくわずかで、不遇な状態のほうがはるかに長かった。
さらに晩年には、一人息子をはじめ、信頼した弟子たちに先立たれている。
しかし彼は、そういう逆境のなかにあっても、くじけなかった」
(守屋 洋《孔子の魅力、論語の味わい》より)

●『論語』と孔子を語る豪華執筆陣。
・齋藤 孝(明治大学教授)
・小宮一慶(小宮コンサルタンツ代表取締役)
・渡邉美樹(ワタミ取締役最高顧問)
・孫 正義(ソフトバンク代表取締役社長)
・北尾吉孝(SBIホールディングス代表取締役CEO)
・守屋 洋(中国文学者)
・渡部昇一(上智大学名誉教授)

●本書では、以下のような『論語』の基本を誰でも学べるようになっています。
・『論語』とはどのような本か?
・主な登場人物はどんな人たち?
・孔子が生きた時代とは?
・儒教と『論語』にはどのような関係が?
・『論語』は日本人にどのような影響を与えてきたのか?
・いま『論語』をどのように読みなおせばいいのか?

●目次
[基礎講座]
》齋藤孝 「心の骨格」をつくろう——ストレスフルな現代社会を「安らかに生きる」ために
》論語の基礎知識——元高校教諭が生徒に教えた「重要ポイント」/佐久 協
》人間孔子74念の生涯——不遇に生き寂寥に死す/奥平 卓
[経営と論語]
》小宮一慶 経営にも人生にも「原理原則」がある
》渡邉美樹 100年後に評価される会社を目指す
》孫正義・北尾吉孝 「ブレない軸」を持つ——お手本なき時代の「心の指南書」とは
[論語が教える「人生の知恵」]
》守屋 洋 孔子の魅力、論語の味わい——逆境を泰然と生きる
》渡部昇一 我が師・孔子は「怪・力・乱・心」を語らず
》孔子学園の人材育成法——個性はどうすれば引き出せるか?/阿部幸夫
》よき指導者の人間像——「君子」とは魅力的な男である/稲田 孝
》「視」「観」「察」の人間鑑定法——長所の裏に短所、短所の裏に長所がある/村山 孚

▼文章の読みやすさで定評のあるモリサワMCBookをブラウザに採用。
▼充実の用語説明を収録。内部相互リンクで手軽に参照できます。


■対応機種情報
iPad,iPhone4, iPod touch(第4世代)動作確認済み。

■この電子書籍は、プレジデント社刊「プレジデント別冊『論語』入門」の電子版です。

更新履歴
iOS7に対応いたしました。
ビュアー機能の改善を行いました。