Unicoder Lite

「Unicoder Lite」 は多機能万国文字操作ツールで、iPhone 等の iOS 機器に搭載された膨大な種類の文字の閲覧・入力を一貫したインターフェイスで提供するものです。無料版につき搭載機能が絞り込まれていますが、Unicode 表の閲覧や特殊文字の入力には十分実用的にご利用いただけます。

【iOS 7 でご利用の注意】iOS 7 でアプリケーションを起動するとヒントメッセージが閉じられず、操作不能になるという不具合が確認されています。その場合、以下の手順で対処して下さい。ご不便の件申し訳ありませんが、iOS 8 でこの問題は解消されています。

①ホームボタンをダブルクリックし、Unicoder Lite の縮小画面を上にフリックして画面の外に取り除く
②「設定 > Unicoder Lite」で Unicoder Lite 設定画面を開く（設定一覧の下の方にあります）
③Unicoder 設定画面で「ヒント表示」をオフにする
④ホーム画面に戻って Unicoder Lite を再度開く

※特殊顔文字作成のご案内: 最近良く見る特殊顔文字は、Unicode の各国語文字や特殊記号を使っています。また、上下に伸びる装飾は 0300〜036F の「合成用区分符号」を複数追加します。一部機器でしか表示されませんが、正規の Unicode 規格に準じたものです。有料版の Unicoder Pro では作り方が不明な顔文字を解析できますので、必要に応じてご検討下さい。

【主な機能】

・Unicode パネル
スクロールして閲覧できるコード表形式の閲覧・入力パネルで、いわば 8 字×31,556 段の巨大な万国キーボードとして機能します。iPhone の特徴であるフリックスクロールとタッチキーボードを融合した直感的な操作体系により、膨大な日中韓漢字を含む世界各国の文字や様々な特殊記号が簡単に入力できます。新常用漢字の「塡 (5861)」「叱 (20B9F)」(旁が七の方) など通常の漢字変換で入力できない漢字や、iOS 5 用 Unicode 絵文字 (1F300〜1F6C5 等) の入力も容易です。

・セレクター
インテリジェントなダイヤル式セレクターでコード位置または Unicode ブロック (文字グループ) を選択し、0000〜10FFFF に及ぶ広大な Unicode 空間を自在に移動することができます。

・文字検索 (ジャンプ検索)
文字またはコード位置を入力して該当する文字に直接ジャンプします。ブロック名の一部を入力して、該当するブロックに順次ジャンプすることもできます。また、コンテクストメニューで選択した文字や検索条件から直接検索を実行することも可能です。

・文字コードフィルター
各種一般コードや内蔵コードからフィルターを選択し、コード体系に含まれない表外文字をグレーで色分けして入力禁止とします。送信相手に合わせて「Shift JIS」や「日本語 (Windows)」などを選択しておけば、表外文字をうっかり使って相手に文字化け文章を送ってしまうトラブルを未然に防げます。また、「〜」や「—」など意外な機種依存文字の確認にも役立ちます。

・クリップボード同期
初期状態ではテキスト編集欄がクリップボードと同期し、他のアプリケーションでコピーした内容を直接編集したり、入力した内容をそのまま他のアプリケーションにペーストできます。他のアプリケーションとの連携の際に、面倒な文章選択やメニュー選択に煩わされることはありません。Unicode とは無関係に、単なるクリップボードエディターとしても手軽にお使いいただけます。

その他具体的な使用方法は、アプリケーションのヘルプ画面でご確認下さい。

【Unicode Pro (有料版) について】

漢字情報を含む多様な文字情報の検索・表示やテキスト解析など、Unicode 文字をより効果的に活用するための様々な機能を搭載する有料版の Unicoder Pro もご用意いたしております。必要に応じてご購入をご検討下さい。

更新履歴
バージョン 1.1.3 では Unicode 6.1.0 に基づく Unicode パネルの更新、およびその他軽微な不具合の修正を行いました。

・Unicode パネルを Unicode 6.1.0 に更新

Unicode パネルを最新版の Unicode 6.1.0 に基づき修正・追加しました。なお、Unicode 6.1.0 では顔文字等の新しい文字がいくつか追加されてますが、現行バージョンの iOS では完全に反映されていません。これらは将来バージョンの iOS で順次収録される予定です。

・軽微な不具合の修正

軽微な各種不具合の修正をしました。