「海道をゆく」

広島県は呉市より、呉青年会議所のメンバーがカメラ片手に地元呉の海道を歩いた。
風景や人々様々なものにカメラを向けながら過去の歴史と現代の風景を重ね綴った作品。

皆さんは『地元の風景で一番好きな場所はどこですか?』と聞かれた時、パッとその風景が思い浮かびますか?
普段何気なく歩いている道のりも視点を変え、少し立ち止まって眺めるだけでも、あらゆることに気づくものです。

誰しも見慣れた景色について、そうそう目新しいものがあるわけではありませんが、たまに『ここって、こんな景色だったっけ』、とふいに感じ、錯覚することがあります。
今回、徒歩というもっともスローな移動手段で旅したのも、それが狙いです。

ぜひ本書を手に取り、呉の町並みや景色、著者の歴史観などに耳を傾けながら皆様の地元と重ねてみて下さい。
もっともっと、あなたのまちが魅力的に見えてくるのではないでしょうか。

さぁ、ご一緒に。
「呉」というまちとその文化に触れて下さい。