グリッド・システムの進化

2000年刊『タイポグラフィの読み方』(美術出版社)という書籍の最新改訂版のシリーズの第二弾。タイポグラフィの指南書。本文を読み進めていくうちに、文中に出てくるキーワードが関連のサイトや画像に飛べるように構成されていますので、書店に並んでいる書籍とは違ったインフォメーション・ツールでもあります。アートやデザインを志している方から一般の方まで、文字をどのように、見るのか、選ぶのか、使うのかヒントになるアプリケーションです。
本アプリの特徴は、著者のこれまでの経験から、20世紀後半のモダン・タイポグラフィ (スイス・タイポグラフィ中心の考え方に基づく) の解説をしています。
10. はその論の基本となる部分、スイスのふたつの都市「バーゼルとチューリッヒ」でくりひろげられた、いわゆるスイス・タイポグラフィの根源ともなる内容の改訂ですが、2009年にBNN新社から刊行された紙の書籍『Helvetica Forever タイプフェイスをこえて』の監修というかたちで、事実関係にふれました。今回は、その展開が近年どのようになってきているのかを述べたものと「グリッド・システムの基本と実現」という未発表の章の一部を分かりやすく組み合わせました。

このセクションは有料となりますので、まず、無料アプリの 0. をお読みいただいて、ご判断をしていただきたいと思います。
なお、本アプリケーションはできるだけ単純な操作と表示を心がけております。現在のプラットホームは ver.1.1 です。まだまだ、一歩一歩ですが修正を加え、全体的に操作に対して改善していきます。ご意見などございましたら、サポートのブログにお書き込みくださいますよう、お願いいたします。

更新履歴
カスタマレビューでのご指摘により、急遽変更したところがあります。
1. 表紙(最初のページ)はダブルタップではなく、下フリックで次のページに行くようにしました。他のページと同じ操作となります。多大なご迷惑をおかけしましたこと、この場でお詫び申し上げます。
2. 全てのダブルタップのアクションをシングルタップで動くように変更しました。タップ(1回)で反応するようにしました。
3. 表紙も回転を禁止いたしました。
4. Webページに飛ぶときに、いきなりSafariが立ち上がっておりましたが、その前にアラート表示のダイアログが開き、「OK」か「戻る」か、お尋ねします。
5. 最後のページをクレジットのページになるようにしました。表紙と誤解を招いていましたので、裏表紙を取り除きました。