王羲之四体千字文

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リリース日2010-04-11 04:27:45
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王 羲之(おう ぎし、303年 - 361年)は中国東晋の政治家・書家。字は逸少。右軍将軍となったことから世に王右軍とも呼ばれる。本籍は琅邪郡臨沂(現在の山東省)。魏晋南北朝時代を代表する門閥貴族、琅邪王氏の出身である。曾祖父は王覧(王祥の弟)、祖父は王正、父は王曠(東晋の淮南太守)。子に王玄之(長男)、王凝之(次男)、王渙之(三男)、王粛之(四男)、王徽之(五男)、王操之(六男)、王献之(七男)がいる。子孫に王楨之(徽之の子)、智永らがいる。

千字文(せんじもん)は、子供に漢字を教えるために用いられた漢文の長詩である。1,000の異なった文字が使われている。

南朝・梁(502 - 549年)の武帝が、文章家として有名な文官の周興嗣(470 - 521年)に文章を作らせたものである。周興嗣は,皇帝の命を受けて一夜で千字文を考え,皇帝に進上したときには白髪になっていたという伝説がある。文字は、能書家として有名な東晋の王羲之の字を、殷鉄石に命じて模写して集成し、書道の手本にしたと伝えられる。王羲之の字ではなく、魏の鍾繇の文字を使ったという異説もあるが、有力ではない。完成当初から非常に珍重され、以後各地に広まっていき、南朝から唐代にかけて流行し、宋代以後全土に普及した。

その後、「続千字文」(侍其良器、宋時代)、「集千字文」(徐青藤、明時代)など類似本が創作されたが、周興嗣作の千字文が最も普及している。

千字文は“天地玄黄”から“焉哉乎也”に至るまで、天文、地理、政治、経済、社会、歴史、倫理などの森羅万象について述べた、4字を1句とする250個の短句からなる韻文である。全て違った文字で、一字も重複していない。

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更新日時:2024年12月4日 09時53分
 
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