子犬のワクチン計画

「子犬のワクチン計画」は、
獣医師の日常診療支援のために作られたアプリです。
子犬が来院したときに、日令を簡単に求めたり、ワクチン接種の計画をかんたんにたてることができます。

「ある特定の日からの何日後」の計算を出来るようにしたことによって、すでにワクチン接種が開始となっている動物の日にち計算も出来るようになりました。

このアプリがあれば、子犬が来たときに獣医師が行う計算のほぼすべては網羅できると思います。

起動画面でまず、犬の誕生日を入力します。
誕生日を選ぶと、下に自動で日齢が計算され表示されます。

そこからそれぞれのボタンを押すことによって、3つの計算画面に映ります。

「自動計算」

誕生日を選ぶと、二回パターンと三回パターンで、
予定日が計算され、表示されます。

予定日を過ぎていたり、開始日を変更する場合は、
開始日変更ボタンを押し、開始予定日を選べば、
スケジュールが計算され、表示されます。

以下の条件で日数計算を行うようにプログラムを組んでいます。

・ワクチン接種予定日がまだ先の場合

二回パターン：
60日→90日

三回パターン：
50→71日→92日


・もうスタート日を過ぎている場合、あるいはスタート日を変更する場合

二回パターン：
69日例未満）
スタート日→90日
69日以上）
スタート日→3週間後

三回パターン：
48日未満）
スタート日→一回目と三回目の中間日→90日
48日以上）
スタート日→3週間後→3週間後

「週齢から計算」

一回目は6~8週、二回目は9~11週、三回目は12~14週からワクチン接種日を選びます。

それぞれの欄に、予定日とその日齢、今から何日後であるかが表示されます。

「この日の何日後」

すでにワクチンを開始されている場合、その何日齢にうっていてその日から何日後がいつか、ということを計算することは、なかなかに複雑な計算となります。

この計算プログラムは、基準日を選び、その日にちから何日後がいつかを計算しますので、すでにワクチン接種が開始となっている症例において、日齢計算を簡単に行うことができます。

項目を選ぶと、それぞれの日にちと、その日が何日齢であるかを表示してくれます。

更新履歴
3つの計算を行えるようにしました。
・開始日を選んで、接種日の自動計算
・週齢を選択して接種日の計算
・ある特定の日からの何日後の計算
で子犬が来たときに必要な計算を、ほぼカバーできるようになったと思います。