slcalc free

slcalc は理工系の人のためのプログラム電卓です。単に電卓として使っても良いですが、変数・関数を自由に定義して使えることが特徴です。また、任意精度・大きな数の計算をすることができます。

free 版の制限は、ユーザー定義の定数・変数・関数が、アプリを終了すると失われることで、その他の機能は全く同じです。

理工系に携わっていると、ちょっとした計算が日常的になりますが、普通の電卓では不便なことがあります。例えば、ここのキャパシタンスはどのくらいになるだろうと考えたとき、誘電率をいちいち入れる必要があります。また、簡単な近似式で良いから補正効果を入れて計算したいということもあるでしょう。これらの定数・関数は専門により異なり、物理系の人は素電荷量を使うが化学系の人はファラデー定数を使うといったように、千差万別です。slcalcは、ベーシックな機能に注力し、ユーザーが定数・関数を登録することによりこれらの要求に応える方式をとっています。このため、定数・変数・関数の定義をできるだけしやすく、また、使いやくすることに最大限の努力を払いました。

以下にslcalcの特徴を示します。

1. ユーザーが定義した定数・変数・関数を内蔵のものと同等に使える。これらユーザー定義定数・変数・関数は再編集・削除が容易。
2. if-then-else と while 文を含む独自のインタプリタを装備し、プログラムを作成して機能を拡充することが可能。
3. 任意精度(有効数字256桁まで)・大きな数(1e646456993まで)の計算が可能。
4. 計算履歴を最大128まで記憶し、過去の計算を確認したり、修正しての再計算が可能。計算履歴はメールで送ることが可能。
5. ボタン・テーブル・キーボードの連携による計算式の入力とともに、インターネットを通してロードすることが可能。
6. n進数計算、結果のn進数表示機能をもつ。
7. 3桁,区切り、科学書式、工学書式等の計算結果表示が可能。
8. キーレイアウト、デザイン、カラーの変更が可能
9. ユーザーの自由度を最大限に確保。

更新履歴
iOS8に対応