学生の品格（第一章）山近義幸

人間は動物の中で唯一、「品格」というのが備わる生き物である。しかし、今日の若者は、自己表現ができなかったり、自分自身すらうまくコントロールできない人もいる。突然キレたり、世に信じがたい殺人事件などを起こしたり、自殺したり・・・。簡単に自分を失ってしまう。そんなどうしようもなく、やるせない世の中で、救いを求めるように、何かを掴もうとする学生たちの「手のひら」が、本の装丁よして表現しています。日本ベンチャー大學は、現在の若者達に足りない「元気の源」を育て、心の奥に潜んでる、暗くて、傾きかけている一つの入り口を導くための大學として始動します。若者たちの未来。そして、夢・希望を与えることのできる大學でなければならない、それが使命なのだから・・・。


山近　義幸＜やまちか・よしゆき＞

日本ベンチャー大學　学長代行
株式会社ザメディアジョン　CEO（最高経営責任者）

1691年、山口県由宇町（現・岩国市）生まれ。27歳で現在のザメディアジョンを設立するまで、広告代理店、タウン情報誌の会社などで苦難の修行時代を過ごす。法人化と同時に、就職及び新卒採用支援事業に進出。現在では、ベンチャー企業を中心に採用アウトソーシングなどを手掛け、クライアントは全国に渡る。また、大学などでの就職講演や就職活動に関する勉強会「内定の達人塾」などを通じ、全国の学生に熱いメッセージを送り、毎年1万人を超える学生、千人を超える人事担当と交流を図っている。著者は。「内定の達人」シリーズ（サンクチュアリ出版）、「社運を上げる人財哲学」（PHP研究所）、「国民の就職」（本の泉社）ほか多数。